宇治病院リハビリテーション部の紹介
宇治病院リハビリテーション部の藤井と申します。
コロナ禍の蔓延と暑さが厳しくなるこの時期、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて、この度、宇治病院のホームページが令和3年度よりリニューアルを致しました。
これを機に、リハビリテーション部として、当院での取り組みや日常で使える知識などを
情報提供いたします。皆様の身体や生活にぜひお役立てください。
今回は、初回ですので当院リハビリテーション部に関することをお伝えしたいと思いま
す。
(職員数)
理学療法士16名、作業療法士14名、言語聴覚士7名(2021年6月末現在)
計37名が在籍しています。(平均経験年数9.8年、男性18名、女性19名)
出身地は、京都府、大阪府の他に、北陸、四国、九州地方とさまざまです。また、滋賀県や
奈良県から通勤する職員もいます。
(部および職員の特徴)
スタッフ全員個性豊かではありますが、温厚で、接する患者さんや職場内でも気遣いがで
きる職員が揃っています。働き方改革の一環として多様性を重視し、専門性を高めたい者は
積極的に研修を自ら実施し、外部の研修会にも参加しています。また、家庭の事情にも配慮
した勤務体制を整え、心地良く働ける職場です。
(リハビリの対象疾患および介入方法など)
職員数37名ですので、253床の病床数に対して、十分なリハビリテーションが提供でき
る体制となっています。
対象は、脳梗塞後遺症などで身体が動きにくくなった方、骨折などで手術が必要となり、
その後の機能回復が必要な方、内科的な疾患後に安静が必要となり、そのために身体が動か
しにくくなった方など、さまざまな状態の方にリハビリテーションを実施しております。
患者さんの中には、状態が回復して自宅に戻られる方や特別養護老人ホームや老人保健施
設などの施設に入居される方、医療行為の継続が必要なために再度病院へ転院される方など
方向性は様々です。私たちは、その方が今後の人生にできる限り質の高い生活をしていただ
けるように、身体および生活状況などに合わせたリハビリテーション目標を設定し、医師・
看護師・相談員・担当ケアマネジャーなど他職種と協力しながら日々の関わりを持っていま
す。
院長挨拶の中にもありますが、地域の医療・福祉の中核を担う病院としての自覚と矜持を
もち、リハビリテーションの立場から、地域の皆様とご家族様の心に寄り添う医療の実現
に、責任をもって厳しく取り組む所存です。
今後とも、皆様のご支援・ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。