CT | 放射線科

CT検査について

CT検査について

マルチスライスCT

CTはコンピュータ断層法(Computed Tomography)の略です。コンピュータを使って身体の輪切り(断層面)を見る装置です。

当院では、平成23年12月に東芝製ALEXION16列マルチスライスCTを導入いたしました。

このCT装置の最大の特徴は、被ばく低減技術AIDR3Dを搭載し通常の約半分の線量にて被ばくを抑えて高画質撮影が行えます。また同時に導入いたしました3D画像を作成するワークステーションと組合せるとより高度な診断が可能となりました。

CT検査には次の2種類の検査法があります。

単純CT検査
  • 造影剤という薬を使用しないで撮影する検査

検査時間は約5分程度です。

造形CT検査
  • 造影剤という薬を静脈注射して撮影する検査。造影剤は、検査する部位(臓器)をより詳しく調べる目的で使用する薬です。

検査時間は約15分~20分程度です。

CT検査を受けるための注意事項

1.単純腹部CT撮影時、食事直後は胃、腸による動きにより画像が乱れます。

腹部撮影の場合は絶食でお願いいたします。

前処置
午前の検査の場合は・・・・朝食抜き
午後の検査の場合は・・・・昼食抜き
※水分(水、お茶、点滴)の制限はありません

2.造影検査の場合

  • ヨード製剤造影剤を使用します。ヨードアレルギーや食物アレルギー、過敏症、蕁麻疹の出やすい体質などアレルギー症状のある方は主治医または放射線科にお伝えください。
  • 過去にヨード造影剤を使用してアレルギーやショック、アナフィラキシー症状を起こした方は主治医または放射線科にお知らせください。
  • 造影検査を行う方は必ず検査前は絶食でお願いします
    前処置
    午前の検査の場合は・・・・朝食抜き
    午後の検査の場合は・・・・昼食抜き
    ※水分(水、お茶、点滴)の制限はありません
    理由
    検査中に造影剤による副作用で嘔吐により誤嚥防止のため
  • 副作用には数時間から数日たってから出る遅発性副作用があります。造影検査後体調に変わったことがあれば受診をお願いいたします。

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